
先ほど申し上げたように検定教科書を使う従来の授業では、「この訳をもう一度言ってください」と発言するなど、説明を丸暗記しようとする生徒が多く見受けられました。しかし現在では、先生が言おうとしていることは何か、常に考えながら授業を受ける姿勢が求められているので、“自ら進んで学んでいける生徒”が育ってきているように感じます。時に、こちらが意図する以上の深い質問を投げかける生徒もいて、驚かされることもあります。
また、生徒は初めからわからない単語があって当たり前の環境にいるので、定期考査で長文を出題しても臆することなく読み進めていきます。リスニングや英会話も自信を持ってできる生徒が増えてきました。英語でのコミュニケーションに慣れているので、速い英語を聞くことにあまり抵抗がないようです。私たち教員が「無理かな?」と思うくらいのリスニングでも軽々と聞き取れる生徒も出てきています。生徒のチャレンジに見合った授業ができるよう、私たち教員も日々奮闘しています。

英語に触れたことがある生徒、ない生徒などさまざまですが、まったく心配する必要はありません。確かに“多読”や“オールイングリッシュ”というと最初は驚く生徒もいます。しかし中学1年の夏休みくらいになると、随分授業に慣れてきます。定期考査の前後には、学習した内容をおさらいする機会を設けるなど、きめ細やかな指導も行っているので、安心して授業を受けてもらえるようです。
鴎友学園では自分の中に生まれた疑問や知りたいと思う気持ちを大切に、“自分で考えて理解する”というプロセスを重視しています。最初はわからないことだらけかもしれません。しかし、“自分から知識を獲得する”というスタイルこそ、潜在的な力を引き出すのだと思います。英語に触れるのが初めての皆さんでも大丈夫です。未知の英語の世界を一緒に探検してみませんか?
英語教諭 矢口ひさか。鴎友学園8年目。よりよい授業を目指し、日々挑戦を続ける。全力で生徒に接し、何事にも
一生懸命に取り組むことの大切さを伝えたいと語る。座右の銘は “Where there is a will, there is a way.”







