入試・学校生活 Q&A
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入試Q&A
学校見学はいつできますか
学校説明会にご予約いただくと、説明会の後、授業見学、施設見学が可能です。また、部活動見学会もありますので、ご予約の上、ご参加ください。
海外に在住の方で、一時帰国の際に本校の訪問をご希望の方は、電話、またはメールでお問い合わせ下さい。
出願に際して、何か制限はありますか
通学距離、国籍などの制限はありません。保護者の方との同居が入学条件となり、下宿などは認めておりません。
複数回受験すると優遇されることはありますか
2回とも受験しボーダーライン上に並んだ場合は考慮することがあります。
海外帰国子女に対する優遇措置はありますか
「海外経験1年以上、帰国3年以内」を海外帰国子女の原則としていますが、生活された国により、また通った学校(日本人学校か現地校かなど)によりさまざまな事情があると思います。鷗友学園では、本来十分力があるにもかかわらず、気候風土が日本と全く違った生活環境のもとで学んでいるため、また日本と違った学習環境にあるため、受験準備が思うようにできない事情を考慮して、事前に保護者との面談の上、入試の得点に加点する制度があります。どの言語圏であるかは関係ありません。少しでも海外での生活を経験された場合には、海外帰国子女担当者にご連絡下さい。ただし、入学した後は特別の学習形態をとることはできません。
学園生活
クラブ活動は盛んですか
クラブは全部で36の団体があり、文化系・運動系とも積極的に活動しています。必要な場合にはコーチを招き、合宿も夏休みなどに実施しています。中学生から高校生までほぼ全員が参加し、放課後を有意義に活用しています。活動日の制限は特に設けておりませんので、毎日活動するところもあれば、週1回のところもあります。ただし、下校時刻が夏時間は17時30分まで、冬時間は17時までとなっています。これが勉強との両立ができるポイントの1つであると考えています。
クラブ活動の詳しい内容については、『学園生活』の『クラブ活動』ページをご覧ください。
勉強は大変ですか、また、塾や予備校に通っている方は多いのですか
小学校時代、学校の勉強は簡単だった、「勉強」は塾でやるものだと思っていたお子さんには、中学校の勉強は大変だ、宿題が多いと思われるかもしれません。しかし、勉強は学校でするものです。毎日の勉強をしっかり積み重ねていけば、決して大変なことはないはずです。
中学では、オリジナルテキストや多くのプリントなど、様々な教材を使って学力の充実を図り、休み時間や放課後の空き時間を利用して個別に質問を受け付け、こまめに追試・補習などもしていますので、塾に通っているお子さんはほとんどいません。
高校生になると、長期の休みを利用して不得意科目に絞るなど、目的を決めて、予備校に通うお子さんも出てきます。しかし、特に高校3年生では、どの教科でも受験に対応した授業が行われます。休暇中のペース作りや、不得意科目の短期集中克服などあまり負担にならないような予備校の利用をすすめています。
理系・文系・芸術系の指導はいつから始まりますか
理系・文系・芸術系に分かれるのは高2からです。
中学の総合学習でのさまざまな取り組みを踏まえ、高1では、大学で学ぶ内容を知り、将来の自分の姿をイメージしながら具体的な進路選択ができるよう、多くのプログラムを用意しています。また、できるだけ生徒の希望をカリキュラムに反映できるよう努めています。高2からは、自分で決めた進路の実現に向けて、自ら取り組む姿勢を大切にしつつ、その時々に応じて教員がサポートしていきます。
勉強についていけなくなったときの補習について教えてください
きちんと授業を受けていれば勉強についていけなくなることはありません。特に中学の段階では、各担当教員がノート提出や宿題をこまめにチェックし、生徒一人ひとりに自然と勉強の習慣がつくような指導をしています。
また、定期試験後には、結果がおもわしくなかった生徒を対象に補習をおこなっています。それ以外にも、小テスト等の結果を見て個別に対応しています。
授業以外にどのような講習がありますか
高校では前期・後期の期末テスト後や長期休暇中に、各教科でさまざまな講習を開講しています。また、外部講師を招いて有料で行っている講座もあります。
校則について具体的に教えてください
校則には服装規定と校内外生活心得があります。
服装規定
- 通学には制服を着用する。
冬服=グレーのブレザー・スカートまたはスラックス。チェックのスカートまたはスラックス。ブラウス。
リボン(中学はえんじ・高校は紺)。
白ソックス・白ハイソックス・黒ストッキング。
夏服=グレンチェックのベスト・スカートまたはスラックス。
ブラウス(半袖・半袖開襟・オーバーブラウス)。
サマーベスト(白・ブルー)。リボン(中学はクールピンク・高校はブルー)。
年間共通=セーター(紺・白)。ニットベスト(紺・白)。
コート(紺または黒の無地で、制服にふさわしい形のもの)。 - カバンは指定のものとする。
- 靴は革製・黒のローヒールとする。
- 頭髪は制服にふさわしい形とする。
校内外生活心得
校内・校外を問わず、生徒の本分を守り、鷗友学園の生徒として品位ある態度・行動をとる。
- 登校時から下校時までは許可なく外出してはいけない。
- 校内で許可なく物品類を販売してはいけない。
- 登下校時に飲食店に出入りしない。
- バイクによる通学は禁止する。
- 好ましくない、盛り場・飲食店・遊技場に出入りしない。
- 校外団体への所属、各種催物への出演・参加校外での集会などは保護者から届け出、学校長の許可を得る。
- アルバイトは原則として禁止する。
1日の生活時間を教えてください
月~金は6時間授業、土は4時間授業です。高校3年生は週5日制で、土曜は自由選択科目履修者のみ登校します。また、4月~10月の夏時間は50分授業、11月~3月の冬時間は45分授業となります。詳しくは以下の時程表をご覧ください。
夏時間 | 冬時間 | |
---|---|---|
登校時刻 | 7:40~8:30 | 7:40~8:30 |
教室朝礼 | 8:35~8:45 | 8:35~8:45 |
1時間目 | 8:50~9:40 | 8:50~9:35 |
2時間目 | 9:50~10:40 | 9:45~10:30 |
3時間目 | 10:50~11:40 | 10:40~11:25 |
4時間目 | 11:50~12:40 | 11:35~12:20 |
昼食昼休 | 12:40~13:30 | 12:20~13:10 |
5時間目 | 13:30~14:20 | 13:10~13:55 |
6時間目 | 14:30~15:20 | 14:05~14:50 |
下校時間 | 中学~17:30 | 中学~17:00 |
高校~17:45 | 高校~17:15 |
平均通学時間を教えてください
平均通学時間は、1時間程度です。
自転車通学はできますか
基本的には電車で通学する生徒がほとんどですが、家からの通学距離、徒歩の場合の通学時間、交通安全面から検討し、自転車通学の許可が下りれば自転車で通学できる場合があります。
お昼はお弁当ですか
原則としてお弁当持参(含土曜)となっています。食堂はありませんが、弁当の注文、パンの販売をしています。
中学1年生だけ8クラスなのはなぜですか
鷗友学園では、人と人との関係づくりが学校生活のすべての土台になると考えています。そのため、中学1年生だけは1クラス30人程度の8クラス編成にしています。少人数のクラスの中で3日に1度席替えをし、さまざまなグループワークを行うなど、早い段階でなるべく多くの仲間とコミュニケーションがとれるような工夫をしています。さらに、エンカウンターやアサーション・トレーニングなども取り入れながら、相手の気持ちを理解し、自分の意見もきちんと伝えることのできる関係が築けるよう、サポートしています。
生活指導は厳しいですか
本校ではキリスト教的自由主義の精神に基づいて生徒を指導しています。従って、どのような場合においても常に生徒の自由を尊重する立場をとっています。しかし、自分の自由を主張するためには、他人の自由を尊重し、全体としての自由が守られるように配慮しなければいけません。そのため、生徒が集団生活の中で約束=契約をきちんと守り、自分の個だけではなく他人の個も尊重し、自分のことを自分で律していけるような指導をしたいと考えています。
携帯電話についてはどのように考えていますか
本校では、自分のICT端末(携帯電話を含む)を持ち込み、「学び」を深めるための道具として使っています。「鷗友のBYOD(Bring Your Own Device)における約束」を守り、学校内でお互いに気持ちよくICT端末を活用できるように指導しています。
いじめはありますか、また、どのように対処をしているか教えてください
約1,500人が一緒に生活している集団なので、いじめがまったくないとはいえません。私たちが把握していないものも含めると、毎年何件かは発生していると思われます。しかし、本校ではいじめに関して以下のようなさまざまな対策を立てていることもあり、新聞などで取り上げられるような状況までにはなっていません。
- カウンセリングマインドでの生徒指導
毎年、教員がカウンセリングの講習会に参加するなど、一人ひとりがカウンセリングマインドで生徒指導を行えるようにしています。また、各クラス担任は、年2回以上の個別面談、三者面談などを通して、いじめの早期発見に努めています。 - 専門カウンセラーによる相談室を開設
生徒や保護者が利用しやすいように、またできるだけ早い対応ができるようにと、専門カウンセラー4名による相談室を毎日開設しています。他の機関から独立させているため、申し込みは養護教諭を通して行います。ただし、カウンセラーと教員との連携を図るため、教諭3名と養護教諭1名の計4名を教育相談係に任命。カウンセラーは必要に応じて、教育相談係、学年主任、担任、クラブ顧問などと話し合います。また、スーパーバイザーとして月1回精神科医の先生にも来校していただいています。 - 全員体制で対応方針を決定
問題が起こった場合、担任がひとりで抱え込むことがないように、まず学年会に提出するようにしています。さらに学年主任会(校長、教頭、各学年主任)や生活指導係会などで情報交換し、今後の対応などについて話し合うことにしています。また、保護者会などの機会に具体的な話し合いを行い、家庭でもいじめのサインを見逃さないようお願いしています。 - 心豊かな人間を育てる教育方針
「共に生きる心」「生命の大切さ」などを説くことで、個々を尊重し、弱者を守ることができる思いやりあふれる人間を育てています。また、生徒一人ひとりがよい人間関係を作れるよう、さまざまなサポートも行っています。
PTA活動について教えてください
保護者と教員で構成されているPTAは、総務役員の方々、各クラスから選出された委員の方々を中心に保護者と学園との橋渡し的な役割を担っていただいています。
かもめ祭での催事や、広報誌「鷗友PTAだより」の発行、保護者懇親会などを行っています。保護者間の交流が深まり、学校により深く関わることができ、担当してよかったという委員の方の声をよく聞きます。共働きの方も多いですが、過負担にならないよう、お互いに協力しながら、活発な活動ををしていただいています。
保護者会は年に何回程度ありますか
4月と7月に全校保護者会が開催されます。そのほかに学年単独の保護者会が年2回程度開催されます。また、前後期1回ずつ、全校授業参観日も設けています。
通学路の安全性はどのようになっていますか
本校は東京・世田谷の住宅街に位置し、周辺には道幅が狭い場所もあるため、登校時には学年別の通学路を指定し、周辺の道路に生徒が集中しないようにしています。また、下校時には電車の混雑緩和のため、中学と高校の下校時間に時差をつけて人数を分散させています。
不審者に対する対策としては、登下校時には警備員によるパトロールを実施し、通学路の安全強化に努めています。
地震対策について教えて下さい
本校の建物は、新耐震設計法(1981年)に基づいており、関東大震災級の揺れに対しても容易に倒壊することがないよう建築されています。また、すべてのガラスには飛散防止フィルムが貼ってあります。従って、大地震発生時は、原則として学園内の安全な場所に避難し、それ以降、災害状況や帰宅経路の安全などを確認して保護者との連絡が取れるまでは、学園内で避難生活をします。
学園には、3日分の保存食料や長期保存可能な飲料水、サバイバルブランケット、毛布などの防災用品を備蓄しています。また、非常時に備えて各自のロッカーにも生理用品やコンタクトレンズケースなどの日用品を備えておくよう指導しています。
災害時に学校からの情報はどのように配信されますか
気象警報が発令された場合、地震などによる大災害が起きた場合などは、「BLEND(ブレンド)」システムで学校からの情報を受け取れます。
登下校中に大きな地震や豪雨による大規模な河川の氾濫などの自然災害などで、学校や自宅にたどり着けなくなった場合、近くにある東京や神奈川の私立小学校、私立中学校、私立高等学校に避難することができ、原則としてその所在と安否を在籍校に連絡をしてもらえます。