鷗友徒然草

キャリア甲子園審査員特別賞受賞!【3/23写真追加しました】

DATE : 2024/03/23

鷗友徒然草で取り上げた、高校1年生3人のマイナビキャリア甲子園へのチャレンジ、3/10に決勝大会がありました。3人から話を聞きました。

先月の準決勝後、4週にわたり週2~3回の話し合いの場を企業の人と持ち、「最初は”みんなをハッピーにしたい”、というふんわりとした感じを到達点としていたけれど、”日本の食文化を守る”という具体的な到達点を話し合いにより発見、設定することできた。そのためプレゼンの内容がかなりブラッシュアップされえた」そうです。「スライドはめっちゃ削った」そうですが、「企業の人は”ビジネスの型”みたいな、ビジネスの道筋を見通す力を持っている」ため、その手法を教わることで「自分たちのビジネス案の10年後がはっきりと見えた」そうです。
決勝大会はCreation部門とInnovation部門にわかれて2日間行われ、前日にCreation部門の大会の様子を配信で見たため、他のチームのレベルの高さにおののき、当日はとても緊張していたそうです。これまでの大会では若干あった自信もなくなりそうでしたが、プレゼンが始まると「これで最後だからやれるだけやろう」と肝が据わりました。質疑応答もありましたが、準決勝の時に上手に答えられなかった反省を生かし、想定問答集を作り準備を重ねたので、想定外の質問が来ても準備しているという安心を土台にして乗り切りました。
結果発表では、最初の審査員特別賞でチーム名を呼ばれました。正直なところ自信がなく賞は無理かも、と思っていたのでとても嬉しかったそうです。講評では「商品が単なる商品、というだけでなく、地域と消費者、生産者の三者を結びつけるものとして発案されているところがよかった。また商品を使って地域を活性化するという視点、将来的に環境問題を抱えると思われる地域と問題を解決をしていこうという姿勢が感じられたのがよかった」と褒めていただきました。
自分たちの提案した物が商品化されるかはわからないし、商品化されるといいな、と思うけれど、それよりもこの経験を通じてビジネスにより興味を持ったこと、自分たちでビジネスを興そうと思ったらどう動けば良いのかというビジネスの裏側を知ることができたこと、同じような興味を持つ高校生と知り合えたこと、社会に出ても大丈夫だろうという自信が持てたこと、そういった勉強だけでは知ることができないことを知ることができました。次にキャリアやビジネスのコンクールに出るとしたら今回とは全然違うテーマで参加したいです、と話してくれました。

審査員特別賞受賞、おめでとうございます!

 

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