鷗友徒然草
【鷗友徒然草】中学1年生が地理の授業で巡検をしています
DATE : 2024/05/10
毎年この時期、中学1年生は地理の授業で学校周辺の巡検をしています。フィールドワークを通し、地図の読図、風景の読み取り方などを学び、また学校の周りがどのような地形なのか実際目でみて確認します。
まず、学校を出発し、烏山川緑道を進みます。ここは烏山川という川が流れていたこと、いまは暗渠となっていることを体感します。学校の裏手南側には崖があり、その下に立って北を望むと坂になっていること、つまり今自分たちが立っている場所が谷底である、と確認します。その後さらに緑道を進み、ところどころにある「橋」はかつての橋の名残であると教わりました。豪徳寺では参道で狛犬、獅子を見たり、入口の石碑に何が書かれているかを教わったりしました。中に入って、なぜ豪徳寺が「招き猫発祥の寺」と言われるようになったのか説明を受け、たくさんの招き猫が奉納されている場所を、あまりの多さに驚きながら通りました。その後、井伊家の菩提寺である豪徳寺にある井伊直弼のお墓で歴史的な説明を受けました。学校の近くの世田谷八幡宮では力石を見たり、土俵を見たりして、なぜこれらがここにあるのか、由来を聞きました。学校に戻る道すがら、「鷗友橋」と名付けられた橋もみることができました。
途中水分補給もしながら、地理の先生の説明に耳を傾け、必要な箇所でメモをとり、じっくりと巡検で学ぶことができたのではないかと思います。
次は自分で、見たこと、聞いたことをまとめる作業をします。結果をまとめることで学んだことがしっかりと身につくことでしょう。