授業Education

学問の本当の楽しさは、自ら課題を見つけて主体的に取り組むことによって得られるものです。大学受験の科目だけに偏らない幅広い学びを通して、自己の内面を広げ、知性と感性、精神性と身体性のバランスがとれた人間を育てます。

英語
English
英語
数学
Mathematics
数学
国語
Japanese
国語
社会
Society
社会
理科
Science
理科
園芸
Gardening
園芸
家庭科
Home economics
家庭科
情報
Information
情報
保健体育
Health and Physical
保健体育
聖書
Bible
聖書
芸術
Art
芸術
English

英語

All English, All Enrichment

中学1年からオールイングリッシュで授業をおこない、大量の英語に触れながら、英語で考える力を培います。生徒が能動的に参加したいと思える仕掛けとして、身近な「自分の理想の部屋」から国際問題の解決策まで幅広いテーマで意見を交換したり、英作文を書いたりする機会を多く設けています。高校では理科的な内容のエッセイや英字新聞の記事などを用いて高度な英語力を身につけながら、世界で活躍できるコミュニケーション力を育てます。

特色ある授業

中学1年から、授業内外で自分で好きな本を選んで読む「多読」を取り入れています。学校には約3万冊の英語の本があり、中学3年間で100万語以上読むことが目標です。中学3年では、中学の英語学習の集大成として1人1冊オリジナルの絵本を作成します。これまでに身につけた英語力を生かし、豊かな表現で本物さながらの作品を仕上げます。高校でも、多読で身につけた高い読解力や発信力で、ハイレベルなディベートやスピーチを楽しみます。

Mathematics

数学

数学を楽しく学び math!

数学的思考力や好奇心を高め、「正解」を出すことだけではなく、正解を導き出すまでの「過程」を大切にしています。
中学では「論理的な記述を身につける」「正解が出たことに満足せず、他の解法がないか常に考える」「問題集を利用した自学自習の習慣を定着させる」ことを重点に授業をしています。
その上で高校からは習熟度別授業を取り入れ、基礎力、応用力を伸ばしていきます。高校2年生からは、進路に合わせて理系・文系に分かれ、大学受験に向けて実践的な演習を進めます。

特色ある授業

​​ 6年間を通して「間違いを恐れずに、友達同士で教え合う」ことを大切にしています。誤答から学ぶことも数多くあるからです。さらに「まずやってみる」を重視します。実際に手を動かして体験することで理解が深まるからです。中学ではグループで空間図形を組み立てます。また、夏休みには対称性を利用した切り絵を作ります。高校の統計分野では、実験を通して仮説を検証する授業をします。​
​​ このような学びの中で、数学を楽しく学ぶ姿勢を培い、日常生活の問題を数理的に考える力を養います。 ​

Japanese

国語

受信と発信から世界を「創造」する

変化し続ける社会、答えのない問いに対応するための基礎を作ります。受信力は、中学1年生から古典文法を学び、漢字や語彙テストによって知識の土台を作り、古典も含めて様々な文章の読み方を学ぶことで養います。オリジナルテキスト「読書ノート」を用いて中高それぞれ100冊読了を目指します。発信力は、グループ学習や発表の機会を多く取り入れることで養います。本を紹介しあうビブリオバトル、ディベート、本紹介としてのPOP作りなど表出を重視しています。

特色ある授業

本1冊を丸ごと教材として扱い、議論を交わしながら読み取りを深める授業(丸本)を行っています。この授業で扱う作品は『老人と海』『夏の庭』『こころ』など多様なテーマのものを、各学年の生徒の学習段階に合わせて選んでいます。教科書には全文掲載されることのない長い作品を時間をかけて読み深め、作品についての分析を5000字程度のレポートにまとめることで、受信力・発信力の双方を同時に身につけられるようにしています。

Social Studies

社会

未来へつながる学び

社会科は「暗記科目」ではなく、「世の中について考える教科」です。 6年間で、地理・歴史・公民の各分野を学び、自分とは何か、社会はどのようになっているか、その社会の中で自分はどう生きるのかを考えます。そのために、今、世の中で起きている様々な問題を、多角的な視点で見つめ、分析し、解決していく力を育てましょう。授業を通して、世界と自分がどんな関係にあるのか、自分には何ができるかを考えてほしいと思います。

特色ある授業

高1地理総合の防災の単元では、「Let’s Explain Hazard Maps in English」をテーマに英語科と連携し、地理的な視点で災害にどう向き合うかを考えると共に、災害時の双方向のコミュニケーションの大切さを考える授業を行っています。

また、探究活動として「現代日本を探究する」というテーマのもと、自ら問題を設定し、それぞれのオリジナルなデータを提示した上で問題解決に向けたアイディアを考察する活動を行います。活動のまとめとして、ポスターセッションを行い、生徒同士で活発な議論がなされます。

Science

理科

主役は君だ!小さき研究者たち!

研究者の立場に立って数々の実験や観察を行い、本物に直に触れることで探求心や科学する心を養います。計5つの実験室を備え、じっくり実験に取り組めるように2コマ連続での時間割を組むなど、様々な工夫をしています。鷗友オリジナルの実験書やテキストを使用し、グループで実験方法を考えて実際に研究を行うなど、教科書に留まらない好奇心を育む授業を展開しています。高校では理系へ進む生徒が学年の約半数を占め、研究者としての道を進む卒業生も多くいます。

特色ある授業

中2物理の授業には、仮説検証型実験があります。課題を解決するために、法則性についての仮説を立て、検証する実験をグループで行っています。実験方法も使用する実験器具も自分たちで考えます。
さらに、「これは実験方法に誤りがあったのではないか」「そもそも仮説に間違いがあるのではないか」「もっと説得力のある方法はないか」などを議論し、必要に応じて修正を加えていきます。まさに、研究者としての第一歩につながる授業を展開しています。

Gardening

園芸

都内の学校に畑?!~園芸を学ぶ~

創立当初から、植物を育てる園芸、植物の構造を学ぶ理科、植物を食する家庭科を結び付ける「合科」という総合学習のような考え方や、生徒の精神的な発達に必要不可欠なものとして園芸の授業は置かれていました。その考えは今も変わらず引き継がれています。校内に広がる畑には四季折々の花や授業で栽培する野菜などの自然があふれています。

特色ある授業

校内に園芸実習園があります。中学1年で週2時間、高校1年で週1時間の必修の授業があり、一人ずつに与えられた小さな畑で野菜づくり、花づくりを通して土に親しみ、日々成長する生命を育てる驚きと喜びを体験します。
中学1年生の園芸のテキストの表紙には、授業で作った押し花をデザインして貼っていき、学年末には自分だけのオリジナルテキストになります。

Home economics

家庭科

生命と生活を学び、自立する力を育む

家庭科では、自分の暮らしを見つめ直し、生活を創っていく技術を身につけることを目的としています。豊かな人間性をそなえ、一人の生活者として自立できることをめざします。生活を科学的な視点で捉え、知識や技術を身につけるだけではなく、生活に生かすことを大切にしています。社会と関わりながら、よりよい生活とは何か、どうすればそれに近づくことができるのかを考え、自分の手で生活を創る楽しさや達成感を味わってほしいです。

特色ある授業

生きていくために必要なことを家庭科では学びます。これからの社会で活躍する皆さんが、世界中どこへ行っても自立して生きていけるように、健康のこと、衣食住のこと、経済のこと、家族のこと・・・世の中のことはすべて家庭科につながっています。鷗友の家庭科では、生活の中にある「なぜ?」に目を向けながら、さまざまな体験や実習を通して、知識を身につけていけるようにしています。

Information

情報

変化する社会への対応力を育てる

これから情報社会で過ごしていくみなさんにとって大切なことは何か、それを自分自身で見いだせるようになることを目指しています。情報モラルや著作権、コンピュータ・ネットワークのしくみ、プログラミング、データ分析の基礎的な知識など実習を通して幅広く学習します。このような授業を通して、問題解決にコンピュータを積極的に活用する態度を養います。みなさんが社会にでたときに、適切な情報を適切に活用できる力を一緒に身につけていきましょう。

特色ある授業

ICTを自ら活用するために著作権などの重要性を学び、情報収集力や情報判断力を高めます。自ら解決すべき課題を設定し、それらを解決するための情報収集やアンケート実施、表計算ソフトウェアの利用によるデータ分析を行い、解決案の作成やプレゼンテーションに取り組みます。Webページの作成やプログラミングを学ぶことで論理的思考力を養います。また高校3年時には、大学入学共通テストで新たに出題科目となった「情報Ⅰ」の演習をおこないます。

Health and Physical

保健体育

保健と体育は一生もの

保健では、グループワークや実践型の授業も取り入れ、思春期の心身の変化、社会環境が及ぼすあらゆる健康問題を自分事と捉え、健康を保持・増進する能力を育てています。体育では、コーディネーショントレーニングの要素を各種目に取り入れています。陸上、器械運動、球技、武道、ダンス、ニュースポーツなど15種目以上の競技を通して、身体を動かす楽しさや心地よさを実感し、生涯に渡ってスポーツに親しみながら健康的な生活を実践できることを目指しています。

特色ある授業

6年間を通して週に1回ダンスの授業があります。この授業では、拍子や音階、音符など音楽的要素を用いて身体の表現力を高めるリトミックを取り入れています。目や耳から入ってきた情報を素早く全身で表現し、集中力・創造力・記憶力・思考力・協調性・反射性などを養います。音楽・舞踊・体育の要素を掛け合わせた簡単な動きから始め、それらを組み合わせたより複雑なリズムや動作を学び、自由で創造的な身体表現ができることを目指しています。

Bible

聖書

神の言から考える、慈愛と誠実と創造

中学校3年間、週1時間の授業を通して、聖書に触れ、その言葉に耳を傾けます。聖書の成り立ちや歴史を学ぶことに加え、そこで語られているエピソードに込められたメッセージについて考えていきます。世界中で読み継がれてきた聖書を知ることは、教養を深め、異文化を理解する上でも役立ちます。聖書の言葉を通して自分を見つめ、世界の中で自分は他者とどのように関わりながら生きていくか考えることが、「慈愛と誠実と創造」をもって生きていく土台となります。

特色ある授業

神の言(ことば=ロゴス)は、聖書で語られる人間の長大な歴史ドラマを通して、私たちに語りかけます。「人間とは何者なのか」「生きる意味は何か」「どう生きるべきか」…聖書への理解を深め、また聖書を読み込む力を付けるために、授業では宗教画や讃美歌に触れたり、自分で神話を創作してみたりします。聖書の授業を通して、聖書に込められたメッセージに耳を傾ける力を培っていくのです。

Art

芸術

豊かな感性と表現力を育む

芸術科は音楽・美術・書道からなり、“本物に触れる”ことを大切に実技を中心とした授業を行います。
音楽ではクリスマス行事に向けて讃美歌を練習したり、ヘンデルのハレルヤを原語で歌います。美術では本格的な油絵や、金箔を使った水墨画を制作したり、書道では楷書や行書をはじめ様々な書体や書式を学びます。
様々な創作や演奏を通して、自由にしなやかに表現する力と豊かな感性、生涯にわたり芸術に親しむ心を育みます。

特色ある授業

高校2年生から、美大・音大への進学希望者を対象とした芸術選択のコースがあります。選択芸術の授業は1名から開講し、少人数のクラスで週6時間から8時間の実技の授業を行います。美術系ではデザイン科や油絵科・建築科、音楽系ではピアノ科や声楽科など様々な志望の生徒がおり、近年では書道学科向けの授業も開講しています。それぞれの志望学科に合わせたハイレベルで丁寧な指導を行っています。

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