2014.09.28
卒業生から、中学高校生活の経験や、卒業後の話を聞く会が開かれました。
これまでも、進路選択や大学受験などに際し、卒業生の話を直接聞きたいという要望は在校生からあり、
卒業生1名〜数名が学年、もしくは全体に対して経験を話す講演の形式で行ってきました。
しかし、少人数で話を聞いた方が、在校生も質問などがしやすく、より充実した時間がもてると考えました。
また、大学生が社会人に話を聞くなど、卒業生同志の交流の場にもなればよいと考えました。
今日は最初にホールに集まり、家庭裁判所の調査官をしている先輩から基調講演をうかがったあと、
PCAV室、学習室、美術第1・第2教室、被服室に分かれ、一人の先輩に在校生が3〜4人ずつ、
直接質問しながらいろいろな話を聞きました。30分ほど話を聞いた後、組み合わせを替えて2セット目、
最後に卒業生が美術室に集まり、ぜひこれだけは聞きたいという在校生が個別に卒業生に質問しました。
今回が1回目でしたが、卒業生が60人余り、在校生が220人余り参加しました。
忙しい中、いろいろやりくりして駆けつけてくださった卒業生の皆さん、本当にありがとうございました。
おかげさまで、在校生は知りたかったこと、迷っていたこと、躊躇していたことなどを聞いていただき、
いろいろアドバイスをいただいたおかげで、現実の生活と将来の生活とのギャップを少しでも埋め、
あるいは新たな自分に気付き、次の一歩を踏み出す勇気を与えられたようです。
やはり、同じ「場」で共通の体験をしてきた鴎友生は、年代を超えて価値観を共有することができ、
一つ一つの先輩の言葉が、背景にあるさまざまな体験とともに、後輩の心に素直に伝わるのだと思います。
今日来てくださった皆さん、これからも後輩をよろしくお願いします。
今日は来ることができなかった皆さん、またこのような機会を作ったときには是非いらしてください。