2015.03.30
医学を志す高校生のため、慶応義塾大学医学部長の末松誠先生が特別セミナーを開催してくださいました。
「なぜ、がん細胞は死なないのか」というテーマで8人の高校生が招かれ、高校1年生の福嶋桃さんが参加しました。
内容については3月27日読売新聞全国版(教育面)に、読売教育ネットワークのウエブサイトに詳報が掲載されています。
分子レベルでがんを研究してきた末松先生は、4月から日本医療研究開発機構初代理事長に就任されるとのことで、
「がんはしぶとい。将来は君たちに託す」と、最後まで粘って質問した高校生に期待をかけていただきました。
また、4月から臨床実習を始める医学部新5年生に白衣を授与するセレモニーも見学させていただきましたが、
福嶋さんは、「笑顔の人が多かったけれども、白衣を着た瞬間、笑顔が消えて表情を引き締める人もいた」と
冷静に観察していたようです。参加した高校生は、同じ目標を持って頑張ろうと、互いの健闘を誓い合っていました。
参加校は、福島県立会津高等学校、市川高等学校、千葉県立千葉高等学校、鴎友学園女子高等学校、
渋谷教育学園渋谷高等学校、東京都立西高等学校、桐蔭学園中等教育学校、海陽中等教育学校でした