2015.03.30
第5回トゥワイス・アウォード発表会が、鴎友学園のホールで開催され、トゥワイス・プランの学習の成果が発表されました。
トゥワイス・プランは、自分たちの力で解決していく課題が提示され、チーム学習により、チームメイトと話し合い、
コミュニケーションの中で試行錯誤しながら、PBL、アクティブラーニングを行っていく取り組みです。
企業インターンワークでは、NEC、大塚製薬、キッコーマン、パナソニック、森永乳業、読売新聞が協賛してくださいました。
今年は、全国の中・高生3257名、594チームと665人の個人が参加、その中からノミネートされて今日の発表会を迎えました。
鴎友学園では、高校1年生の情報科の授業の一環として9月から取り組み、各クラスの発表、学年発表を経てエントリーしました。
その結果、人間ドキュメンタリー部門で参加したLet’s go やなせたかしチーム「やなせたかし」が優秀賞をいただき、
全5部門のグランプリに、企業インターン部門で参加したR☆Sチーム「読売新聞」が選ばれました。
また、今日は舞台には立ちませんでしたが、各企業賞やベストクラス賞など、たくさんの賞をいただいています。
「やなせたかし」は、共に出征した弟を亡くし、正義とは何かを考え続けたやなせたかしの生涯を追いながら、
「アンパンマン」にこめられた彼の思いを「愛」と「しあわせ」をテーマにまとめた映像作品でした。
画像を一瞬だけ見せて印象に残す手法を使うなど、見せ方にもこだわった作品で、メッセージがしっかり伝わってきました。
「読売新聞」は、企業からのミッション「中高生や大学生にもっと読売新聞を読んでもらうためのCM企画を提案せよ」に応え、
さまざまなデータを駆使しながら効果的なCMとは何かを考え、それを実際に自分たちでCMの映像にして提案しました。
「社会の窓が開いていますよ」というコマーシャル、現実のテレビの世界では倫理規定に引っかかるかもしれませんが、
会場の笑いを誘い、読売新聞の担当者からも枠に囚われている自分たちからすると衝撃的な提案と、お褒めの言葉をいただきました。
今日の会場には、鴎友生の他、桐光学園、桐蔭学園、玉川学園、大阪成蹊女子、東京都市大付属の生徒が参加していて、
校内だけではなく、全国でそれぞれがんばっている他校の生徒の発表に、大きな刺激を受けていました。