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10月23日 化学の日@鴎友学園1日目

2015.10.24

10月23日は日本化学会、化学工学会、日本化学工業協会、新化学技術推進協会によって制定された化学の日です。鴎友学園では今日と明日の2日間、化学の日のイベントが開催されています。

初日の今日は、2010年にノーベル化学賞を受賞された鈴木章北海道大学名誉教授による「Nobel化学賞を受賞して-中・高校生へのメッセージ」の講演が体育館でありました。

校長先生による鈴木先生のプロフィールのご紹介などに続いて登壇された鈴木先生は、もともと数学を学ぼうと思っていたところに一冊の本との出会いがあり有機化学の道に入ったことや、ノーベル賞受賞理由である「クロスカップリング」についてお話し下さいました。プロジェクタにたくさんのベンゼン環が連なる化学式をうつして説明して下さり、全員参加の中学2年生と中学3年生、そして中学1年生と高校生の希望者、保護者の皆さんなど体育館に集まった1000名近くが熱心に聞き入っていました。後半は鈴木先生がノーベル賞を受賞されたときの様子をお話し下さり、実際に受賞しないとわからないような話も伺うことができました。

講演のあとの質疑応答には活発に手が上がりました。
「ベンゼン環とは」「これからの夢」「クロスカップリングの着想のきっかけと発見したときの気持ち」「青色発光ダイオードとの関係」「なぜ触媒にパラジウムを使うのか」などさまざまな角度からの質問があり、鈴木先生も丁寧に答えて下さいました。
最後に日本化学会教育普及部門長小坂田先生より「化学を身近なものとして過ごして欲しい」というお話と、鴎友化学科の先生より「今日のお話をひとつのきっかけとして、自分でいろいろ調べていこう」というまとめがありました。実際に今日の講演参加者に事前配布された「鈴木・宮浦クロスカップリングとは」というプリントは、中学2年生の生徒が自ら調べてまとめてきたものです。中学1年生はいまは化学を学んでおらず、今日の講演は難しかったかもしれないけれど、自分で考えていくこと、そして学んでいくことで理解できるようになります。というまとめでした。

鈴木先生にはご講演に感謝し花束が贈られ、参加者と記念撮影をしました。
2日目はミニ授業と実験教室が行われる予定です。

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