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夏の行事-5 エンパワーメントプログラム 7月25日~29日

2016.08.03

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「鷗友エンパワーメントプログラム」は2014年に第1回イェール大学研修が終わった後、先生方のこんな話し合いの中から誕生しました。
イェール大学の素晴らしいプログラムの一部の内容だけでも鷗友の中で実施できないだろうか。イェールは11日間の海外でのプログラムであり、費用も相当かかる、25名という枠があって選考もしなければならない。
“クラブ活動を大切にしたい!”“でも、経験してみたい! 挑戦してみたい!”“来年ハナやイェールへの再トライに向けて、経験を積みたい!”という生徒はきっとたくさんいるはず、何かできないだろうか……
こうして、昨年からISAにコーディネートしていただき、「鷗友エンパワーメントプログラム」が始まったのです。

プログラムは、ファシリテーターが全体を進めながら、生徒5名程度に対し、アメリカから来日する女子学生や日本在住の女子留学生が1名という密な割合でコミュニケーションをとり、楽しく英語に触れながらグループディスカッションやプロジェクト、プレゼンテーションを行います。

Empowerment とは直訳すると ~に…….できるようにする。~に力を与える。 (人)に自信を持たせる。(人)を力づける。 ということで、
つまり、比較的年齢の近いいろいろなバックグラウンドをもつ多様な女子学生との交流(コミュニケーション)を通じて、自分について、自分の将来について考え、自己発見し、自分の長所を伸ばすこと、
グループ活動や発言、質問などの機会をたくさんもち、将来必要となるディスカッションやプレゼンテーションスキルを学ぶ中で自分に自信が持てるようになることを目的としています。
また、希望者には来日した女子学生のホームステイを受け入れることもでき、1日中英語で会話をするという経験もできます。

今年は高校2年生6名、高校1年生27名、計33名が参加して、4号館の教室を使って行われました。
1日目は互いに初対面であることもあって全体的に緊張感が漂い、生徒はシャイでファシリテーターの指示とグループリーダーである大学生の声が響いていました。
2日目以降、少しずつグループリーダーと生徒との間の距離感が縮まってくると、生徒にも積極性が見られるようになりました。ライフマップを作りながら自分を振り返り、世界で活躍する女性たちをロールモデルとして学び、学んだことをスキットにしてみんなの前で表現し、自分だったら世界に対してどんな貢献ができるかを考えて形にして表現し、最後の5日目にはこれから自分がどう生きていくかをみんなの前でプレゼンしました。

ファシリテーターも、グループリーダーも、“先生たちは高いレベルを求め、大きな成長を望みがちだが、生徒たちの力を低く見てはいけない”、日々少しずつ成長していく姿を“よくやっている”と表現してくださいました。とくに4日目のタレントショーや最後のプレゼンテーションでは、「私はできる」「今の私はこれで良い」という自信、「現在の自分」を肯定できる自分がここにいるという一人一人の思いがよく伝わりました。堂々と発表する生徒の姿に感動し、中には泣いてしまったというグループリーダーもいました。

このプログラムは「エンパワーメント」であり、英語の優劣や能力を競ったり、見せびらかすものではなく、「現在自分がどこの成長地点にいるのか認め、そして未来の自分の力を信じる」力を育てるプログラムです。今年も、“小グループで活動する事によって自分の意見を自発的に多く発言することができ、自信に結び付いた”“留学生は常にポジティブで自分の意見を強く持っていて少し話しただけでとても刺激を受けました”、“考え方の違いを知ることができた。ネイティブスピーカーの発音を聞き取れるようになった”、“私たちや日本人とは違う価値観に触れて色々な事を考え直すきっかになった”などという感想を聞くことができるでしょう。

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