2017.02.23
中学1年生は5時間目と6時間目を交換し、5時間目を学年ホームルームとしてホールで世田谷区社会福祉協議会の雨宮弘仁さんの福祉に関する講演を聞きました。「福祉って」「障害者って」「バリアフリー、ユニバーサルデザイン、ユニバーサルサービス」といった福祉に関するいろいろな切り口からのお話しでした。「偏見からうまれる差別は見方を変え相手の立場から考えることでなくすことができるとわかった」といった感想が聞かれました。
中学2年生はホールでNPO法人全国移動サービスネットワーク事務局の荻野陽一さんのお話をうかがいました。障がい当事者の立場から「バリアは一方通行では存在しない、お互いに理解し合うことが大切」「障害があることが問題なのではなくそのことが原因で自由に生きていけないことが問題、こう考えると障害は作られたものと言える。障害は小さくも大きくもなる。障害は克服するものではなくうまく付き合うもの」というお話をしてくださいました。
中学3年生は各クラスにわかれホームルームをおこないました。校庭で親睦会をおこなったクラス、マネキンチャレンジという手法で鷗友での中学3年間をふりかえり、さらに未来の自分にメッセージを送ったクラス、社会科と聖書科の先生をお招きしてそれぞれのライフコースについてのお話をうかがったクラス、など各クラスごとに様々な取り組みをしていました。社会科と聖書科の先生のお話をうかがったクラスの感想「今まで職業とは一つを選んでずっと続けていくものだと考えていたが、どちらの先生も何度も考え直していろいろな職業を体験してきていた。つまり人の人生は一通りではなく多様なのだと知った。自分もこれから新しいことにチャレンジしてやりたいことを探していきたい」
高校1年生は自教室で「1年間の記録」を記入しました。「自分の長所を考えるのは大変で時間がかかったが、一年間の自分を振り返ることで自分を理解することができよい時間を持てた」とのことです。
高校2年生は体育館で創作ダンス発表会がありました。4月からグループを決め、選曲し、テーマや内容、モチーフを決め、構成を考え、グループの仲間といっしょに完成させたダンスを全員が発表しました。仲間とじっくり時間をかけ、話し合ってできあがった過程を思い出し心を込めて踊ることができたのではないかと思います。