今回も10年ほど前に高等学校を卒業した卒業生の活躍の話題です。

University College London, Bartlett School of Architecture　に留学している鈴木さんが、
大和ハウス工業株式会社が主催する「第６回ダイワハウスコンペティション」で最優秀賞を受賞していました。
「社会的役割を担う住宅」という論文で、「住宅が住宅という枠を超えてそれ以上の意味を持ち始め、
社会全体のために役に立ち始めることができる可能性を示している。
また従来の“空間・場所自体が公共性を持つ”という考えに対し、今後の住宅は“建築が
住人に公共性を持たせることが可能である”ということをこの論文で検討している。」

審査委員が口々に「今年は…論文としてのレベルが高い作品が多かったように感じています」とか、
「今年は本当に充実した内容の論文が多かったですね。そのことに何より驚きました」という中での
最優秀賞の受賞です。ダイワハウスのホームページから読むことが出来ますので、ぜひご覧ください。