2011.03.19
午前10時30分から高等学校卒業式、午後2時30分から中学校卒業式を挙行しました。写真は高校卒業式の様子です。
震災で多くの方が犠牲になり、不自由な避難生活を送っていらっしゃる方大勢いらっしゃる中、
また、放射能や計画停電、電車の運行など、首都圏でも不安な材料が数多くある中、
登下校の危険を顧みずに卒業式を行うことに対してご批判があることは承知していました。
しかし、卒業式は3年間あるいは6年間共に成長し、ここからはばたいて行く卒業生に対して、
私たち教職員や在校生の想い伝える、もっとも大切な儀式の一つです。また、こういうときだからこそ、
最後にもう一度仲間が集い、この6年間の経験を踏まえてこれから自分たちに何ができるのかを
共に考えるということにも大きな意味があるのではないかと考えました。
幸いなことに、電車の運行に大きな混乱はなく、また式の時間帯には大きな地震もなく、
無事に午前、午後の卒業式を終えることができました。ご協力いただき、ありがとうございました。
予行はまったくできず、歌の練習も十分ではなかったにもかかわらず、高校卒業式はもちろん、
中学卒業式もとても良い式になりました。生徒の成長を感じ、ちょっとうるっとしました。
なお、高校卒業式では在校生の歌に代わり、送別会実行委員長が在校生のメッセージを伝えたことを報告します。