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「内村鑑三 震災後の望み」

2011.04.23

月本先生の記事事務室前の募金箱

2008年のクリスマスでお話をしてくださった月本昭男先生を、高校生は覚えていると思います。
4月18日付け讀賣新聞夕刊の[いにしえとの対話]の欄に、
先生が「内村鑑三 震災後の望み」という文章を寄稿していらっしゃいました。

「このたびの東日本大震災では、被災地以外の多くの日本人がそうであったように、
数日間、テレビで繰り返し報じられる映像に私は釘づけにされた」で始まります。

「『今は悲惨を語るべき時ではありません。希望を語る時であります。』
大地震が関東を襲った1923年9月1日の翌日、……内村鑑三は、その3日後、
このようにはじまる短文を玄関先に張り出した。」(中略)「私は90年ほど前のこれらの文章を読みながら、
これからはじまる東日本大震災からの復興が、単なる復旧に終始せず、
この国の新しい社会のかたちとあり方を拓く端緒になるように、と希っている。」

ぜひ、内村鑑三の想いと、それを受け継ぐ月本先生のメッセージを読んでみてください。

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