2012.01.18
図書館のウィンドウディスプレイが、「絵本館へようこそ」というテーマに変わりました。
19世紀、ヴィクトリア朝のイギリスは、子どもの本の黄金期といわれ、フェアリーテール、ファンタジー、冒険小説、
学校物語などが次々に出版されました。産業革命による工業化・都市化により、子どもを取り巻く環境が大きく変化し、
印刷技術の改良によって挿絵などが革命的に美しくできるようになったことなどが原因です。
今回の展示では、14世紀以降のこどもの本を集めたトロント公共図書館のオズボーンコレクションを
何年か前にポプラ社が復刻して発行した、とくに19世紀の絵本の復刻版が展示の中心になっています。
おなじみの「長靴を履いた猫」や「“おとぎ”のアリス」など、クラシックな絵本を見ることができます。