2012.01.25
中学1年生はアリーナに集まり、国語科主催の百人一首大会を行いました。
各クラス4人ずつがチームを作り、上の句を係の生徒が詠み上げ、ホイッスルが鳴ると下の句の取り札を探して走ります。
「頑張れ」という応援の声、取れた札を挙げた時の拍手と歓声、今年はいつになく元気なカルタ大会でした。
中学2年生は各教室で、複数のアンケートに回答したり、福祉体験の打合せをしていました。
高校1年生は各教室で、今年のセンター試験の英語と国語の問題を解きました。
高校2年生はホールで、「自己申告書の書き方」について進路指導・小論文指導の先生から話を聞きました。
「自己申告書」は、もともと慶應湘南藤沢キャンパスのAO入試で課されている「自己申告書」を参考にして
鴎友独自に作られたものです。いよいよ高校3年生になるいまの時点で、自分はどんな「存在」なのか、
将来どのような「存在」になりたいのか、そのために大学で何をするのかなど、自分自身を改めて見つめ直します。
高校生までの勉強は、ある程度課された課題にそれなりの解答を出せば「成果」が上がったと評価されましたが、
大学では、自分で課題を見つけて自分で解決することが要求されます。自分が何をしたいのかがわからないままでは、
大学生になったときに「自分は何故ここにいるか」が分からなくなってしまうことも多いといわれています。
自分をしっかり見つめ、理想の自分をイメージし、あるべき自分になるために目標を持ってこれから勉強してほしい、
そのために、自分を見つめ直すレポートを、AO入試を受験するか否かにかかわらず、全員に書いてもらっているのです。