2012.03.15
午前9時30分から、鴎友学園女子高等学校第64回卒業式が挙行されました。
今回は定番については省略し、赤学年だけのオリジナルの2曲について紹介します。
奏楽は、Moritz Moszkowski(モシュコフスキー)作曲のSuite for violins Op.71 2nd movement、初めて聴いた方が
多いのではないでしょうか。でも、印象的な主題を繰り返すためか、初めて聴いてもすぐに懐かしいと思わせる曲で、
しかも卒業生による想いを込めた情感あふれる演奏、最初からなんだかみんなうるうるしていました。
今年の「卒業生の歌」は川嶋あいの「旅立ちの日に…」でした。「旅立ちの日に」ではなく、「旅立ちの日に…」です。
もちろん卒業生の歌声は美しく、歌詞は自分たちの6年間の一つ一つの情景を思い起こさせてくれるものなのですが、
とくに伴奏に気持ちがこもっていて、ピアノの音色を聴いているだけでも仲間への「ありがとう」が伝わってくるようでした。