2022.01.24
中学三年生の現代社会では、毎年一人一人がレポートを作成しています。1月12日付の「今日のホームルーム」でも掲載したとおり、先日学年で発表会がありました。中学生徒会書記の二人(中三)がこの現代社会について記事を書きましたので掲載します。
中三では現代社会の授業で前期にレポートの構成の仕方等を学び、夏休みの課題としてレポートを作成し、それを元に後期は小論文を書き、さらにスライドを作成して各クラスで発表を行いました。
レポートのテーマは各自が関心のある現代社会の問題について各々で考え、決定します。テーマが決定した後は、前期中に学んだレポートの構成の仕方を元に、問題提起や本論の構想、結論や独自の主張などを練り、レポートとしてまとめていきます。
各々、一つの問題について様々なことを様々な文献やニュースなどから学び、深く掘り下げて行くことで、その問題についてのエキスパートとなることができますし、今まで知らなかった問題やその原因、影響などを詳しく知ることができるため、時間をかければかけるほど興味が深まっていきます!私はこの機会をもとに他の問題についてのエキスパートにもなりたく、入試休みなど時間のある時に調べてまとめてみようと思っています。
学年発表会では、各クラスから投票で選ばれた代表者6人が発表しました。テーマは幅広く、社会の様々なことに関心を持つきっかけになりました。
プレゼン資料の作り方や発表の進め方などの工夫も凝らされており、最初は他人事のように捉えていた分野の話も、自分を含めた社会全体の問題であると意識しながら聞くことができました。発表を聞き、自分の意見を持つことはもちろんのこと、その問題に興味がない人の耳にも届くように発信するということの大切さを感じました。
また、あるクラスでは現代社会の授業内でクラス代表になった生徒がレポートの内容を元にワークショップを企画して行いました。同級生が自らそのようなことに取り組んでいることを尊敬し、刺激を受けました。
今回の学びを活かしてこれからも自分や社会が直面している問題について調べ、考え、自分なりの意見を持てる人でありたいと思います。