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高校2年の数学(芸術選択)のクラスの作品

2022.10.29

高校2年の数学(芸術選択)のクラスでは、毎年かもめ祭(学園祭)に向けて「数学」と「芸術」を融合させたものを制作・発表することになっています。

9月に行われた、かもめ祭の「数学科展示」では彼女たちの作品が来場者の目をとりわけ引いていました。そこでつくった皆さんにお話をききました。

まず、美術選択生は糸掛け曼荼羅をつくりました。
糸掛け曼荼羅とは、曼荼羅模様を使ったアートの1つで木製の板などの台にピン(釘)を打ってピンに糸をかけて作るものです(日本糸曼荼羅協会websiteより)。これにチャレンジしたのは、数学的な規則に基づいて糸をピンにかけることが数学と結びついていると考えたからだそうです。

「地球と金星のダンス」とも呼ばれる、金星と地球の近似値軌道に糸を賭ける曼荼羅に挑戦した生徒は「糸を巻いている途中に糸の距離が金星の周期、地球の周期に応じて変化していくのが地学で学んだことに近く美しかった」と話してくれました。この曼荼羅はピンが二重になっていて真ん中が太陽を示しているそうです。
花曼荼羅といってピンを60本さし、1-3リズムで掛けで五段重ねて12枚の花びらを作成した生徒は「素数で掛けていくのとは違い、一段だけでもきれいだが重ねることによってさらに綺麗さが増していくことに数字の不思議を感じた」と話してくれました。
素数に関連した糸掛け曼荼羅をつくった生徒は、「色あわせを考えることが好きなので楽しく作成できた。素数について理解が深まった」とのことです。
完成までにはどれも6時間程度かかったそうですが、作り上げると「数学といわれて感じる高尚なイメージが、身近なものに変化した」「小さい頃に遊んだスピログラフと似ていて懐かしかった」など数学との距離が近くなったようです。

音楽選択生は完全五度と純正律に関するレポートを作成しました。音律を初めて体系的に定めたピタゴラスが最も調和する音程であると考えた完全五度について、純正律との違いを比較したものでした。
数学と音楽が密接に関わり合っていることがわかったようです。

担当の先生からのコメントです
「今回の作品制作を通して、美術や音楽と数学が意外と身近なものに感じることが出来たと思います。美術や音楽に限らず、身の回りのいろいろなものが数学と関係があることがありますので、皆さんも探してみるのはいかがでしょうか?」

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