2023.05.27
今日は創立88周年記念式典がありました。
鷗友学園の創立記念日は5月27日、今年はその当日に式典を開くことができました。
奏楽のあと、理事長先生、校長先生からの式辞、PTA会長、校友会会長からの祝辞がありました。校友会会長は「88年という長い歴史は、先輩方の時代の変化に柔軟に、アイディアと困難に立ち向かう力を持って対応してきた歴史でもあると思う。特に近年ではコロナ禍への対応などで感じることができた。私たちはそのバトンを受け継ぎ、コロナ禍前に戻すということだけでなく、社会の未来を模索し創造するための学びの力を得るために校訓を胸によりいっそう励んでいきます」といった祝辞でした。
また例年創立記念式典では社会で活躍している卒業生のお話を伺っています。今年は65回卒業生の皆川晴佳さんから「今を頑張る大人から皆さんへ キャリアの捉え方」というお話を伺いました。皆川さんは大学で子ども支援学を学んだあと、「<人の力>が商品となるビジネスに携わりたい」と株式会社星野リゾートマネジメントに就職、ホテル運営の責任者やスタッフ育成のお仕事をしています。鷗友学園での生活や大学で学んだこと、就職してから取り組んだことを通して「何かに本気に打ち込むことは他をおろそかにするということではない」「社会の中で生きているという感覚を持つ」「自分を理解し意思を大切にする」ことの大切さを生徒の皆さんに伝えてくれました。また「振り返ったときにあるのが「キャリア」だと思うので、今目標が見えなくても意思を持って今を過ごし、選択したものを正解にしていくことでキャリアとしていこう」とお話ししてくださいました。
式典の後半では永年勤続の先生の表彰がありました。今年は30年勤続5名、20年勤続4名、10年勤続4名の13名の教職員が理事長先生から表彰されました。学校・ゆきわ会からの記念品贈呈や花束贈呈もありました。先生方、今後ともよろしくお願いします。
校歌を歌って式典は終了、生徒はそれぞれ自教室でホームルームがありました。
コロナ禍で久しくおこなっていなかった卒業生の式典参加も今年復活し、47回生、48回生が12名式典に参加してくださいました。ありがとうございました。
今日はまた、ホームカミングデイでもあり、親鷗会やゆきわ会の総会や茶話会なども開かれていました。