5/30に映画プロデューサーで本校の卒業生の伴瀬萌さんとお話をする会がありました。伴瀬さんは先月のカンヌ国際映画祭で「クィア・パルム賞」を受賞した是枝裕和監督の「怪物」をプロデュースしました。
今回は質疑応答の形で鷗友の在校生が伴瀬さんにお話を伺いました。鷗友生時代の班や行事との関わり、進路選択や受験、大学についてのことや、プロデューサーのお仕事、カンヌ国際映画祭でのお話など、鷗友生から次々に質問が上がりました。昼休みの25分と短い時間でしたが、丁寧に答えていただき、最後には今の鷗友生へのメッセージもいただきました。伴瀬さんは現在育休中で、お子さんを抱きながらの質疑応答は、仕事と家庭の両立についても考えるきっかけとなりました。

予定していた教室からあふれるほどの参加があり、参加者からは「プロデューサーとして多くご活躍されている方だから、鷗友生の時されていたことについて気になっていたが、『班や行事などでやってきたことが今に繋がっていると感じていて、目の前のやりたいことをやっていけば未来の自分に繋がっていく』とおっしゃっていて、勇気づけられた。今やっていることに自信を持って、残りの貴重な鷗友生活を大切にしようと思った」「プロデューサーの仕事内容を初めて知り、興味が湧いた」「鷗友の卒業生の先輩が制作に携わられた、映画『怪物』を早く見たい」といった感想が聞かれました。