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3月7日 生徒会主催東北支援講演会

2013.03.07

この2年の間に、東北へ震災復興のボランティアに行った経験のある高校生徒会のメンバーを中心に、
いま、自分たちにできることは何かを考え続け、具体化したのが中学・高校生徒会主催「東北支援講演会」です。

事前に、南三陸町の観光協会と連絡を取って交渉を行い、学校とも日程を相談して、全校生徒を対象に
語り部による約1時間の講演会を開催することができました。送っていただいた南三陸の大型カラーパンフと、
生徒会が作成した冊子(講演者の紹介、東北支援についてのアンケート集計、鴎友生のボランティア体験のまとめ)、
語り部によるバスツアーを紹介する新聞記事が配付されたうえで、高校3年生を除く全員がアリーナに集まりました。
また、講演の前には宮古市田老地区の津波の様子を撮影したビデオが上映され、津波の恐ろしさを改めて共有しました。

講演者は、宮城県南三陸町ガイドサークル汐風に所属する芳賀タエ子さん、以前は観光ガイドとして
地域資源についての勉強会や観光地の清掃活動、町を訪れる人々に自然、食、歴史などの魅力を伝えていました。
震災で津波により自宅が流失。家族とともに3ヶ月間を避難所で過ごし、その後は語り部ガイドとして
被害状況や以前の町の魅力、自身の体験、この震災から得た教訓などを伝えています。今日は遠い所を
南三陸町商工業観光振興課主査の宮川舞さんと共に、わざわざこの講演会のために来ていただきました。

「防災の原点は語り伝えること」、「風化させてしまっては復興そのものができない」という思いを胸に、
活動を継続していらっしゃいます。“逃げっぺし”と、一緒に逃げた近親者を津波で海にさらわれ、
棺もなく、火葬もできなかったが、でも、いまでもまだ見つかっていない人もいる。いま、海を糧として
復興をすすめているが、現場を目の当たりにしてつらい反面、学校がある、友達がいるからとこの土地を
離れずに頑張っている子どもたちに未来を託したいという芳賀タエ子さんのお話でした。

生徒の質問には、芳賀さんと共に宮川さんにも丁寧に答えていただきました。

主催した生徒会のメンバーは、“全校生徒と、傍聴してくださった保護者が書いてくださったアンケートを読み、
たくさんの質問をまとめて芳賀さんたちにお送りしなければ。また、みんなの感想をまとめたうえで、
これから自分たちに何ができるかを考えたい。でも、学園祭では、いらっしゃるお客様に発信したい。
今はメディアが取り上げなくなってきたので、知らない人にも当時の体験を伝えなければ”と話していました。

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