2019.07.28
昼食後、ペアになってインタビューのために街へ出ました。Yaleの街ゆく人に話しかけます。引率教員の私たちは「緊張するだろうな……」と思っていましたが、始まってすぐに躊躇なく話しかける生徒の姿に驚きました。
夜にインタビューの結果をまとめてプレゼンテーション。ファシリテーターの Who’s next? の声に一斉に手が上がり、それぞれが持ち味を生かした発表をしました。発表にも質疑応答のやりとりにも、笑い声が何度も起こる楽しいSessionになりました。インタビュー内容はペアごとに異なり、例えば「人生で最も大切なことは何か」「日本のプロダクトと言えば?」「アメリカ人らしさとは何だと思うか」「日本とアメリカの服装の違いについて」「大学で何を学んでいるか」「理想の人とはどんな人か」「日本とアメリカに対するイメージは?」「将来の夢は?」「大切にしているモットーは何か」「忘れられない体験や人について」「若い人に一言」……などです。
プレゼンが拍手喝采で終わり、ここまで一緒にやってきたディスカッションリーダーとの別れを惜しみました。その後Ardmoreスタッフとの修了式がありました。
Diningで一緒になった中国の研修生から「夜に話したい!」と嬉しい提案をもらったので、就寝時間を少し遅らせておしゃべり。短いですが忘れられない時間になったようです。
2019.07.26
Yaleの敷地内にあるYale University Art Galleryへ。10の質問が書かれたワークシートを手に、館内を1時間で巡りました。ただ見学するのではなく、これまで学んだ表現、フレーズ、形容詞・・・を使えるようになっています。
午後はThimble islandsに遠足に行きました。豪華な家が建っている、小さな島々の間をボートに揺られながら遊覧しました。アートや自然も、イェール大研修の楽しみのひとつです。
夜のEvening Sessionもいよいよ大詰め。テーマは本格的にLeadershipに入ります。各グループの生徒と現地のディスカッションリーダーとの間にも、強い信頼が生まれているのが分かります。
さて、生徒から面白い報告がありました。隣の部屋に泊まっている中国からの留学生とルーズリーフで手紙のやりとりをし、食事の時間に話す約束をしたとのこと!食堂での写真は撮れませんが、生徒たちは本当に積極的に話しかけています。
2019.07.26
今日はレッスンを終えた後、午後にチョート校を訪問。チョート校は私立の名門ボーディングスクールで、鷗友も数人の生徒が毎年サマースクールに参加しています。今日は偶然にも、サマースクールに日本から来ている他校の高校生と会うことができました。
Evening Sessionでは昨日から準備していたプレゼンテーションを行いまし。面白いアイデア、良いパフォーマンスには全員から歓声が上がりました。
2019.07.24
午前中はArdmoreのレッスンが3つのクラスに分かれて行われました。あるクラスでは、単語のリストを手に、壁に貼られた文中の空欄に入るものは何かと話しながら教室内を歩き回っていました。スタッフいわく、とにかくtalkativeなのがアメリカの学びのスタイルとのこと。
午後はゲストスピーカーによるスピーチがありました。日本の大学とアメリカの大学両方で学位を取り、国際的に活躍している女性です。「私がどのように夢を追い求めてきたかを話すとき、ジェンダーバイアスについて触れずにはいられない」の一言で始まった話から、多くの生徒が大きなエネルギーを受け取ったようでした。
Evening Sessionの今日のテーマは Taking risks。詳しい内容は来年の参加者のために明かせませんが、明日の発表に向けて宿題が出されてSessionを閉じました。
2019.07.23
今日は午前中にクラス分けテストを受け、午後にはCampus tour、夕食を挟んでEvening Sessionがありました。普段からオールイングリッシュで試験を受けていることもあり、落ち着いてテストを受けられたようです。
Campus tourでは、ガイドさんが話すナチュラルスピードの英語に熱心に耳を傾け、質問をしていました。
夜のEvening Sessionは現地のディスカッションリーダーを囲んで、活発に意見を出し合いました。テーマは positive thinking。勇気を出して発言した後は皆いい表情をしていました。
明日はいよいよレッスンが始まります。
2019.07.23
イェール大学の研修が始まっています。今年度は高1が27人、高2が1人の計28人が参加しています。11日間の研修の様子をお伝えします。
成田空港を出発し、ニューアーク・リバティ国際空港に現地時間の17時頃到着しました。東京との時差は13時間です。
機内では、洋画を字幕なしで観たり、現地スタッフの紹介文を読み込んだりと、英語圏へ向かうモチベーションを高めながら過ごしていました。
空港からバスで2時間移動。Yale大学の寮でスタッフに迎えられ、各自チェックインしてルームキーやマップを受け取りました。
明日はArdmoreによるEnglishレッスンのためのクラス分けテストがあります。
2019.01.19
月曜日から来日しているハナ生は、高校1年生だけでなく他の学年の授業に出たり、クラブ活動を一緒にやったり、毎日大活躍しています。
今日は1時間目に、高校2年生の選択地理の授業に出席、一人一人順番に、ハングル、衣食などの文化、ハナ高校について紹介をしました。その後、一緒にゲームを楽しみました。最初は地理の知識を活かした国名当てクイズ、次にGoogle Earthの画像を使った場所当てクイズをやりました。
午後はウェルカムパーティーが開かれました。早稲田高等学院と早稲田大学本庄高等学院に来ているハナ生、そして二校の有志も合流し、鷗友生の有志と一緒にジェスチャーゲームをしたり、ハナ生によるK-POPの当て振りなどで盛り上がりました。
2018.07.23
鷗友学園のエンパワーメントプログラムは、2014年の第1回イェール大学研修のあとの反省会から生まれました。イェール大学研修は2週間近く、かなりの費用がかかり、また事前の選考もあります。
「クラブ活動も大切にしたい、でも経験・挑戦してみたい」という生徒、「来年のハナシンポジウムやイェール大学研修に向けて経験を積みたい」という生徒もたくさんいます。そこで、イェール大学研修の内容の一部を学校内で実施しようと、2015年の夏から始まりました。
今年は第4回、生徒の参加は約40名、アメリカから来た女子大学生のファシリテーターが全体を進行させながら、生徒4〜5名に対して、アメリカから来日/日本に留学している大学生が1名というグループで行われます。
自分について、自分の将来について英語を使って考え、グループディスカッションを通して発言し、質問・応答を繰り返し、さらにさまざまなプロジェクトを通してプレゼンテーションスキルを磨くことができます。
アメリカから来日した女子学生の何人かは、鷗友生のホストファミリー宅から通っています。
今日の午前中は、最初に開会式、自己紹介をした後、これまでの人生の中で自分がどんなことをやってきたかを年表にしてグループ内で発表、さらに各グループから一人ずつ、全体の前で発表をしました。
2018.07.14
鷗友学園の国際理解教育プログラムは、韓国ハナ高校での国際シンポジウム、ハナ高校との相互派遣プログラム、イェール大学プログラム、チョート・ローズマリー校サマースクール、チェルトナム研修、エンパワーメントプログラムなどがあります。
チョート校のように、もう出発したプログラムもありますが、夏休みを前に、最後の準備をしているプログラムが校内のあちこちで活動しています。
一昨日の12日には、中学3年生向けに、HLABに参加したことのある大学生(鷗友の先輩もいます)による「HLAB座談会 普段なかなか出会うことのない価値観に出会ってみませんか」という催しがあり、30名ほどの中学3年生が参加しました。
今日は、午後からディベート講習会の後、ハナ高校での国際シンポジウムに参加する9名が、プレゼンの仕上げをするために集まり、講師の先生、引率の先生方が見守る中、熱心にディスカッションを繰り広げていました。
また、8月のチェルトナム研修に参加する約30人を対象に、親子向けの説明会が開かれ、エージェントや旅行代理店の方、また引率の先生からの説明を受けました。
2018.01.22
階段教室で2018年度ハナ高校国際シンポジウムに関する説明会がありました。
これは韓国のハナ高校が主催するシンポジウムで共通言語として英語を用い、韓国、中国、香港、シンガポール、日本などアジア諸国の高校生が集い、一つのテーマに関してプレゼンテーションと質疑応答、まとめをおこなうものです。鷗友生は2012年から参加しています。
今日の説明会には対象となる新高1、新高2、また保護者の方、あわせて40名弱が参加しました。昨年度参加生徒からの志望動機、参加が決まってからの事前学習の内容やシンポジウムの様子はどんな感じだったか、などのプレゼンテーションと担当の先生から全体に関する説明がありました。
今日の説明会を受け事前学習、レポートや面接による選考を経て3月中旬に参加者が決定する予定です。
2018.01.20
2週間鷗友で学校生活を送っていたハナ高校の3人、今日が最終日となりました。
今日は放課後、校長室で修了式があり、そのあと集会室でFarewell Partyがありました。
修了式で校長先生に感想を聞かれた3人は「この2週間、様々な学年で授業を受け、班活動や課外講習に出て、とても楽しかった。学校の先生方やホストファミリー、ホストシスターにとても良くしてもらって感謝している」などとと答えていました。次々に体験することがあり忙しかったようですが濃密な2週間を過ごしてもらえたのならこんなに嬉しいことはありません。
校長先生からも「これからの日本と韓国のよりよい関係をここから作っていきましょう」というお話がありました。どのホストシスターからも「充実した2週間でした」という発言がありました。ホストファミリーのみなさんもありがとうございました。
Farewell Partyでは歌を歌ったりゲームをしたり上映しているスライドを見て思い出を話し合ったり、最後まで名残惜しく過ごしていました。
図書館の入り口にはハナ生の皆さんが書いてくれたメッセージポスターが貼ってありました。ハナ生は帰ってしまいますがポスターはしばらく貼っておくそうなので見に行ってみて下さい。
ハナ生のみなさん、ぜひまた鷗友学園に遊びに来て下さいね。
2018.01.15
土曜日の放課後、1月9日から鴎友にきている韓国のハナ生を歓迎するwelcome partyが集会室で開かれました。
同時期に早稲田大学高等学院に短期留学しているハナ生もホストブラザーと共に参加し、大変盛り上がりました。
あっという間に一週間が経ってしまいました。残り半分の期間も有意義に過ごして下さいね。
2017.11.11
今年の夏におこなったYale大学研修でDiscussionLeaderとして鷗友生を助けてくれたアメリカ人大学生が9月から日本の大学に留学しており、その留学仲間と2人で鷗友生の学校生活を一日体験しました。
朝のテレビ放送で紹介があったあと、午前中は中学1年生の地理、高校2年生の選択日本史、高校1年生の英語、同じく高校1年生の世界史の授業を受けました。高校2年生の選択日本史では日本文化の紹介プレゼンがありました。昼食は白木で誰でも参加できるランチ会とし、午後は高校1年生の英語と高校2年生のダンスを体験しました。
放課後は001教室でアメリカでの学生生活、大学の様子、留学の実際などについて自由参加の会があり中学生も訪ねてきて色々と質問をしていました。Yale大学研修でお世話になった生徒がお返しに一日お世話係として活躍してくれ、留学生の2人も盛りだくさんの一日を楽しんでくれたようです。
2017.10.23
10月21日(土)に国立オリンピック記念青少年センターでNPO法人「アジアの新しい風」主催のアジア諸国から日本に留学している学生との交流会が開かれ鷗友の中学生11名も参加しました。
まずは留学生による日本語学習事情についてのパネルディスカッションがあり、その後どのように日本語を勉強し獲得していったのかというスピーチがありました。質疑応答に続いてグループに分かれてディスカッションをおこない、アジアの国々を通して見る日本の文化や生活事情について考えることができました。またアジア諸国の文化についても知ることができ異文化理解を深めるよいきっかけとなりました。
2017.09.12
7月24日から28日の5日間、校内ではエンパワーメントプログラムがおこなわれ、67名の生徒が参加しました。これはイェール大学のセッションの一部を校内でおこなうプログラムです。
進行指揮者(ファシリテーター)が全体を進めながら、参加生徒5〜6名に対しアメリカから来日した女子学生や日本在住の女子留学生が1名という小グループでコミュニケーションをとり、英語でグループディスカッションやプロジェクト、プレゼンテーションを行う、という内容でした。
参加生徒は、自分の意見をいうことが当たり前という中で、更にその意見を英語で言う必要がある、という状況におかれ、「英語“を”学ぶ」のではなく「英語“で”学ぶ」際に生じるもどかしさを持ちつつもそれを乗り越え、新たな知識やスキルを得ようとする意欲にあふれていました。
最終日のプレゼンテーションを終え、修了式では涙を浮かべる姿も見られ、充実した5日間となったようです。