受験生向けトピックス

【鷗友徒然草】「鷗の君へ~リターンズ~」について

DATE : 2025/03/07

https://www.ohyu.jp/blog/62647/の記事で、放課後に「鷗の君へ~リターンズ~」があった、と書きましたが、今日はこの詳細についてお知らせします。

もとの講座は昨年7月におこなわれた「教科横断DAY」で開講された、2024年の大河ドラマ「光る君へ」を主題にした「鷗の君へ ~大河ドラマ「光る君へ」 誰かに話したくなる豆知識~文系から広がる未来とは?」です。
この講座では社会科の先生は「平安時代の恋愛・結婚、摂関政治と陣定(じんのさだめ)」について、国語科の先生は「『蜻蛉日記』妾の立場、古典文学の『発見』(古典籍、解釈)」について、を軸に、社会科と国語科それぞれの視点で、大河ドラマの「何」が気になったか、「何」が好きかを話して下さいました。それぞれの視点の違いがあり、「文系の進路から広がる未来について、文理にとらわれず学び続けることの大切さ」を知ることができました。

1月におこなわれた「リターンズ」は最終回を迎えた大河ドラマをうけての内容でした。放送している最中だった7月とまた違う視点からのお話で、前回の2名の先生に「歌ことばの変遷」がご専門の古典の先生も加わって3人での開催となりました。「平安時代の心の拠り所・仏教、刀伊の入寇、まひろのセリフ「嵐がくるわ」の「嵐」とは?」「「光る君へ」に登場した和歌とその役割について」「「光る君へ」に登場したまひろの同僚女房たちと女房集団について」といった盛りだくさんのお話のあと、第二部として「古典籍を触ってみよう!」という古典籍や檜扇を触ってみるコーナーもありました。

大河ドラマに関するイベントは過去にも「鎌倉殿の13人を語る会」などがありましたが、「光る君へ」は特にご専門とする先生方が校内に多かったため、会もかなりの盛り上がりを見せました。参加した生徒も毎週大河ドラマを見ていたコアなファンも多く、一つのドラマを通して深い学びができることを体感しました。

今年の大河ドラマでも同じような会が開かれたらまたお知らせします。

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