【鷗友徒然草】チェルトナム・サマースクールレポートその④
8月12日(8日目)午前中はカレッジでレッスン、イギリスの宗教について学びました。午前中に学んだことを活かして、午後にはグロースターという町の大聖堂を訪れました。1300年の歴史を持ち、ノルマン人の遺構が残る大聖堂は、神秘的な空間を作り出していました。夜はこのサマーコースのメインイベントの一つ「TALENT SHOW」が開催されました。生徒たちが日本の文化について、ファッション、音楽、ダンスなどを創作して表現しました。
8月13日(9日目)午前中はカレッジでレッスン、午後はチェルトナムの歴史を学ぶために町を散策しました。訪れたのはグスタフ・ホルストの生家です。ホルストといえばみなさんも一度は聴いたことがある「惑星」(中でも「木星」Jupiter)を作曲したことで有名です。ビクトリア王朝期の生活空間がそのまま残っていて、お茶を飲むことを習慣としていたこともあり、当時の日本の陶器も置いてありました。散策しながら聞いた話では、チェルトナムの駅は「Cheltenham Spa」といい、これはチェルトナムが天然の温泉水が沸いたことで栄えた町として有名なことからついた名前のようです。
8月14日(10日目)早朝からロンドンに向かい、一日ロンドンに滞在しました。バッキンガム宮殿では、外周の護衛を担当する衛兵の交代儀式を見学しました。その後はビッグベン周辺を見学しながら、ナポレオンとも関係のあるトラファルガースクエアへ。ランチをとったあとは、フォートナム&メイソンという有名なお店でのショッピングを楽しみ、ヴィクトリア・アルバート博物館に向かいました。ここでは、洋の東西を問わず様々な文化を見学できました(日本のパートもあります)。ハウス以外で食事をする最初で最後のディナーをロンドンで楽しみ、全員で無事に帰ってきました。