【鷗友徒然草】中学3年生の現代社会学年発表会(1月15日)
1月15日のホームルームで、中学3年生は現代社会レポートの発表会を行いました。
本校の中学3年生は、1年間を通して現代社会の授業でレポート作成を行っています。世界や日本で起こっている様々な出来事にアンテナを張り、その中から必要な情報を選択、理解し、さらに分析・再構成したことを、自分の言葉で表現・伝達します。テーマは人によって異なり、自分の興味・関心から発想を広げ、社会への問題提起と解決策について考えます。
例年、5月頃から各自でテーマを考えはじめ、6月に担当の先生とテーマについて個人面談をおこないます。図書館での調べ学習の時間を取り、夏休みにはより詳細な資料を探したり、インタビューなどのフィールドワークを行ったりして、自分のテーマをさらに深く掘り下げていきます。
夏休み明けにそれらをレポートにまとめ提出したあと、秋頃からクラス内で全員が自分が作成したレポートについての発表を、質疑応答を交えておこないます。その後クラス代表を投票で決め、1月の学年発表会を迎えます。
今年の代表生徒のテーマは「なぜ言語は統一されないのか」「ロボットに人権はあるのか」「殺処分のない日本の作り方」「なぜ男性の育休は少ないのか」「生活保護を利用しやすくするために」「ディズニー映画から見るポリコレ」と多岐にわたりました。
一人のテーマ発表が終わるたびに質疑応答があり、どの発表にもたくさんの手が挙がりました。ただ発表聞くだけではなく、さまざまな視点から考え、自分の意見を持ちながら発表を聞いていたことがよく分かりました。
最後に現代社会の先生から「問いを立て、自分で調べ、それを論理的に表現するという経験を、高校での活動につなげてください」といったコメントがあり、熱気に溢れた会が終了しました。会のスムーズな進行に協力してくれた現代社会係の皆さん、見に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。











