鷗友徒然草

【鷗友徒然草】高校1年生がTouch the futureの医療体験に参加しました【第三回】

DATE : 2025/02/06

本校の高校1年生の医療体験レポート、今回は第三回医療体験編②です。

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<第三回 医療体験編②>
医療体験の5日間で、参加した高校生一人につき一人の入院患者さんを受け持つことになりました。そして隠岐島前病院から課題として「担当の患者さんの願いを聞き出し、それを叶えるにはどうしたらいいか考える」というものがありました。
私は自分の担当の患者さんとは毎日1時間くらいお話をきく時間をとれました。この患者さんは心不全を患っていましたが、自宅での生活が可能になったので私の体験の最終日に退院する予定でした。その人の願いの一つに、息子さんのお墓参りに行きたい、というものがあり、私はそれを実践しました。病院の先生たちが「一緒に行ってきたら」と言ってくださり、主治医の先生が車を出してくださったので、退院の翌日に一緒にお墓参りに行きました。
今回のことは特に特別なことだとは思いますが、患者と医師の距離感がとても近いことに驚きました。
目的はお墓参りでしたが、その患者さんのおうちに招かれました。本来の目的を達した喜びとは別に、私たちを家に招く、ということを楽しみにしてくれていました。主治医の先生を自宅に呼んでおもてなしできた、ということをとても喜んでいて、ご一緒しながら「医師は治療以外に患者さんのためにできることがあるのだな」と感じました。
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第三回は2月10日に掲載予定です。

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